※「GPの矯正技術といえば？」 床矯正やマウスピース矯正などを、思い浮かべたことでしょう。いわゆる「非抜歯の矯正」です。 ですが、先生もご存じのとおり、非抜歯矯正だけでは対応できる症例に限りがあります。 「でも、ワイヤーベンディングが苦手で…」 と思ったかもしれませんね。ご安心ください。今回お伝えする矯正技術は、 ワイヤーベンディングをほとんど使わずに抜歯矯正する技術 です。 開発者の森先生は、この矯正技術を「ナチュラル矯正」と名付けました。 ※「ナチュラル矯正とは何か？」「ナチュラル矯正」を使えば、 GPでも、抜歯矯正ができるようになります。 さらに、短い治療期間で優れた効果が得られ、ワイヤーベンディングは、ほとんど必要ありません。 なぜ、短い治療期間で優れた効果が得られるのか？それは、従来の抜歯矯正を大幅に簡略化したから。 抜歯矯正は一般的に、抜歯スペースのクロージングがメインとなります。 通常は、臼歯部の近心移動を避けるために犬歯の遠心移動をおこなった後、中切歯、側切歯の遠心移動を行い、スペースクローズします。ナチュラル矯正は、この治療ステップを大幅に簡略しています。わかりやすく言うと、 中切歯、側切歯、犬歯の6本の前歯を同時に移動する技術です。矯正に詳しい先生ならば、すでにお気づきかもしれませんが、この手法は、長い歴史を持つ「エンマス矯正」をベースに作られました。 また、 ワイヤーベンディングがほとんど必要ない理由は、アーチフォームワイヤーを使用するから。 つまり、すでにアーチになっているワイヤーを使用するため、ベンディングがほとんど必要ありません。この方法なら、ワイヤーベンディングが苦手な先生でも、すぐに習得できます。今回、このナチュラル矯正が学べるDVD教材を新たにリリースいたしました。 収録内容の一部をご紹介すると…ワイヤーベンディングは、ほぼ不要！短期間で優れた結果が得られるGPのための抜歯矯正 なぜ、抜歯矯正が必要になるのか？ ナチュラル矯正の概要について 歯間乳頭水平線維の詳細 抜歯矯正に求められること エンマス矯正について 従来の抜歯矯正におけるデメリット 差動矯正力とは？ なぜ、補助装置が不要なのか？ ナチュラル矯正から得られる患者メリット ナチュラル矯正から得られるドクターのメリット 模型で解説！ナチュラル矯正のメカニズム ナチュラル矯正の治療可能範囲 ナチュラル矯正の治療ステップ 初診における口腔内のチェック項目 検査項目と診断基準 顔貌写真と口腔内のチェック 抜歯、非抜歯の判定について 抜歯部位の決定について バンディングとボンディングについて どのようなワイヤーを使用するのか？ 顎間ゴムの使用方法 保定について 4つの治療ステップ 7つの症例解説と実践テクニック